わたしがオーダーメイド賃貸住宅に挑戦することを決めた理由

2016/04/29

わたしがオーダーメイド賃貸住宅に挑戦することを決めた理由

オーダーメイド賃貸住宅

ステキな部屋に住みたいと思ったとき、賃貸住宅では少し物足りないな…。と思ってしまった、たのちん管理人のなむ。

賃貸住宅業界のこれまでの常識と、空室に困る大家さんの閉塞感、家探しをしている入居者のニーズ…

「オーダーメイド賃貸住宅」がひとつの解決策にならないだろうか、と考え実践してみることにしました。

スポンサーリンク

ado

 

ステキな部屋に住むには、家を買うしかないのか?

myhome2

 icon-angle-right 皆さんは、自分らしい暮らし方ができたり人生が豊かになると感じられる住まいに憧れはありますか?

  インテリアや注文住宅の雑誌を見て「こんな暮らしがしてみたいなぁ…」と思うことはありますか?

  イケアのような大型家具店や好みの雑貨が置いてあるインテリアショップを訪れて「こんな家具が置けるステキな部屋に住みたいなぁ…」と思ったことはありませんか?

なむはあります。

 icon-angle-double-right ステキな照明器具や家具や雑貨を買ってわくわくしながら部屋に配置したけど、なんか浮いてる…

そんな経験もよくあります。

  この壁取っ払ってもっと広い空間が取れれば暮らしやすくなるのに…

  どうしたらこの使いにくい位置にコンセントを配置することになるのだろうか…

なんてこともよく考えたりもします。

自分好みの部屋にするために今流行りのDIYがあるじゃないかと思うけれど、退去時に原状回復の責任区分で揉めるのは避けたいし、素敵な部屋に住みたいのであってDIYがしたいわけではないので、なかなか重い腰が上がらなかったりします。

自分好みの部屋を造るために、中古マンションを購入してフルリノベーションをしようか?とも考えました。

しかし、なむは独身ですし、ひょっとして結婚したり転職したりして今の場所を離れるかもしれません。

新しい環境を気軽に手に入れられる引越しも嫌いではないですし、何十年単位で住宅ローンに縛られる必然性も感じられません。

今後はどうかわかりませんが今の自分の現状では、家に固定される生き方を選ぶ方がハイリスクなような気がしています。

そうすると「自分好みのステキに改装された賃貸住宅を探すしかない」という、ものすごく高いハードルを越える必要が出てきました。

 icon-hand-o-up 探してみました

ステキな物件…、あります。
確かに、ないことはないです。

しかし、なむは平民。庶民。一般ピープル。ただの会社員。
家賃20万の部屋には住めないんです。

家賃・共益費・駐車場・その他もろもろ月々の固定費ひっくるめて、10万が限度です。

ぎりぎり。これでもぎりぎり頑張ってる。泣

「貧乏人は貧乏人らしく市場に出回っているそれなりの部屋に住んどけや」と言われてしまいそうですが、そんなこというやつにもし直接出会ってそんなことを目の前で言われたら、ぼっこぼこにタコ殴ってしまいそうになる自分の衝動を抑える自信がありません(長文)。

しかし、予算10万では厳しい現実と直面せざるを得ないのも事実。

賃貸住宅を探したことがある方ならわかると思いますが、そんな物件、めっっっっったにありません。たまーーーーーーーーーにありますが、瞬間的に蒸発します(すぐに入居が決まるという意味です)。

めぐりあいを期待して待ち続けるしかないのでしょうか…?
自分でできることはないのでしょうか?

 

賃貸住宅は良くも悪くもどこも同じ

onaji

転勤族の方などに比べれば少ないとは思いますが、たぶんわたしは人より少し引越しの経験回数が多いと思います。12年間で7回くらい引越しをしました。

理由はさまざまで、仕事の都合だったり、気分だったり、ペットだったり、同棲だったり、更新だったりするのですが、何度も自分で引越しを経験してきました。

そしてわたしは賃貸住宅に関わる仕事をしていますので、そこでも多くの賃貸物件をみます。

築20年の部屋も、新築の部屋も、リフォームをした部屋も、アパートもマンションも戸建てもたくさん見てきました。さらにいうと不動産情報誌の営業もしていましたので、新築分譲マンションも建売住宅も中古流通物件もいっぱい見ました。

そしてよく思います。
賃貸住宅の選択は妥協の積み重ねだな…。と。

数を多く見ているので、ステキを感じるセンサーがすり減っているのかもしれないと思って悲しくなることもあるのですが、どれだけ多くの部屋を内見しても、新しい生活の楽しみと自分の輝く未来を妄想させてワクワクドキドキさせてくれる部屋が本当に少ない…。

悪い言い方をすると、どこも一緒なんです。

 icon-angle-right どこも白いビニールクロスが貼ってあって、こげ茶か茶色のフロアタイルかクッションフロアが敷いてある

  なんか色合わせがおかしいソフト巾木も定番で、たまーに壁の一面だけ色の違うクロスが貼ってある

  照明器具は備え付けの部屋が増えたけれど、どこもよくある丸いシーリングライト

  エアコンをつけると85%変なにおいがします。下手したらつかないことがある

  そして大体の部屋は収納力が足りないので、確実に別途収納のためのアイテムが必要になります

水回りなどの設備も同様です。
キッチンも浴室も洗面化粧台もトイレも、メーカーが異なるなど多少の違いはあっても、どの物件でも大体賃貸住宅向けの量産品が入っています。

 icon-angle-double-right 増える一方の洋服や大型の荷物をスッキリ収納できる大容量の収納スペースがあればいいのに…

  暗い玄関と廊下に面積を取られるくらいなら、壁を取っ払って広い土間スペースにしたっていいのに…

  家でゆったり考え事をしたり本を読んだり仕事をしたりできる、書斎があったらいいのに…

  フレンチアンティークだったりスタイリッシュモダンだったり、内装にもっとバリエーションがあってもいいのに…

賃貸住宅を企画設計している方は皆さん、賃貸住宅に住んだことがないのかな…。
暮らしてみて「ここがこうだったらいいのに」と思うことはないのか、それともわかっていて見て見ぬふりをしておられるのか、それとも、「賃貸住宅設計はかくあるべし手引き書」でもあるのか…。

なんて、思ったりすることがあります。

 icon-hand-o-up 賃貸住宅企画の手引き第一条!壁紙は、サンゲツSP-9918を使うべし!

なんていう掟があるのではないと疑うほどです。

賃貸住宅経営は金持ちの道楽じゃありませんからコスト意識は大事です。
利益の最大化を目指すためにコストを抑えることは大事ですが、その分品質が下がって収入も減ったのでは本末転倒ではないのでしょうか。

家賃に転嫁できるほどの付加価値を与えて、物件価値を飛躍的に高めることはできないのでしょうか。

そういうと、「300万の費用をかけてリフォームしたけど、募集店には家賃は原状維持が精いっぱいと言われた。そんなことできるわけがない。」とおっしゃられる方もいると思うのですが、その300万は本当に、「家賃に転嫁できるほどの付加価値」をつけるために考え抜かれて使われた300万でしょうか?

 icon-angle-right そこにお住まいになる方の声が反映されていますか?

  賃貸に住むような人はそれなりだから家もそれなりでいいと思っていませんか?

  業者の言う提案を鵜呑みにしてそのまま工事をしていませんか?

  新築っぽい雰囲気に直されただけの、もどき中古物件になっていませんか?

同じ300万を使うのなら、最大限費用対効果の高い300万円を使うべきです。

 

賃貸住宅はこういうものだという常識をぶち壊したい

punch

賃貸住宅は「こういうもの」という常識ができあがっています。

このように書くとなんだか、「ワタシはわかってる」感を出しているいけ好かないヤツだ。とお思いになるかもしれませんが、かくいうわたしも、ほんの3年くらい前まではその常識を不思議だと思ったことなどこれっぽっちもありませんでした。

賃貸の家は寝るためのもの、所詮すぐ引っ越す仮住まい、どうせ留守にしていることの方が多いんだし部屋にこだわる必要なんてない、原状回復で充分、それよりも交通の便とかスーパー・コンビニとかの条件が優先、インテリアや暮らし方にこだわりたいのなら家は買うしかないでしょ…。と、割とドライに考えていたんです。

でも…。

賃貸住宅経営を取り巻く市場環境はめまぐるしく変化しているように感じます。

人口減少・世帯減少・民泊などの空室活用方法の変化・国際社会との交流・グローバル化・単身者の増加・ライフスタイルの変化・ニーズの多様化…。

賃貸住宅市場は、需要が供給を上回り建てれば満室になる成長期はとうに超え、部屋を探す世帯の数より空室の数の方が多い成熟期に入っています。

需要より供給の方が多ければ、借りる側(入居者)はより良い条件で部屋を選ぶことが可能になりますから、声(要望)は大きくなります。

賃貸住宅は消費材ではなくストック材ですから、新しく建築されればされるだけ物件の数は増えていくことになりますが、それを上回る需要(入居者)が生じる可能性は低いです。

すなわち、少ない入居者を取り合いになる市場ですから、より入居者の声に耳を傾け、サービスを向上させた事業者(貸主)が選ばれていくことになります。

しかし、入居者の意向ばかりに耳を傾けすぎて、貸し手の賃貸経営が行き詰ってしまっては元も子もありません。入居者の満足度は高めつつ、キチンと賃貸住宅経営を事業として成り立たせなくてはなりません。

市場は成熟し、熟し切ったら衰退していきます。

その変化の時期に、これまでと同じやり方を踏襲していてもいいのでしょうか。
変化を捉え、これまでのやり方を改善・改良していかなくてはならないのではないでしょうか。

賃貸住宅を「与えられるもの」から「造るもの」にできないか。
賃貸住宅は「こういうもの」という常識を打ち破りたいな…。
と思った時に出会ったのが、オーダーメイド賃貸住宅でした。

これは面白いと思いました。
まさにわたしが求めていた形だと思いました。

これまで「自分好みのステキに改装された賃貸住宅を探すしかない」と思っていましたが、根底から覆りました。

「自分好みのステキに改装された賃貸住宅は自分で造ればいい」になったんです。

すごいパラダイムシフトです。

革新的に物事を捉えようと常に努めてきたつもりでしたが見事にひっくり返されて、自分の視野の狭さにガッカリしました。

入居者と造る新しい賃貸住宅の形。

 icon-angle-right 入居することが決まってからリフォームすれば、空室リスクはありません

  自分の好みを反映させたリフォームができるとなると物件に愛着もわきます

  どこをみても同じの賃貸住宅のカタチが変わります

  長く住みたいと思いますし、買わなくても住みたい部屋が造れます

  オンリーワンの部屋は競争力の強い付加価値の高い部屋になります

  家賃が上げられます

ただし、ハードルもあります。

 icon-angle-double-right 自己所有ではありませんからオーナーさんの収益性も考えなくてはいけません。

  入居者はいつか退去しますから、その人の言い分「だけ」を反映させた好き勝手はできません。

  原状回復も考慮に入れたリフォーム計画にしなくてはいけません。

  意義を感じてくれるオーナーさんを探さなくてはいけません。

  自主的に参画しようとする入居者を探さなくてなりません。

  そしてかなりの比重で重要なのはデザイン性の高さです。

入居者・オーナー・工事屋が寄ってたかって考えても、所詮シロウトでは付加価値の上がるような希少性の高い部屋はできません。

普通のリフォーム部屋では、最初の入居者が退去したら次の入居が決まりません。
採算が合う形で、希少性が高く、次の入居者にも高く貸せるステキな部屋を造らなくてはいけません。
意匠性の高さが肝ですから、優れたデザイナーと組む必要があります。

これが当たり前にできるようになれば、賃貸住宅市場に面白い商品が供給されるようになるのに…。と思いました。

しかし、最初の一歩のハードルが高そうです。

他人のふんどしで取れる相撲ではないと思いました。ですからまずは、自分が身銭と時間を切って行うことに決めました。

この「オーダーメイド賃貸住宅」のカテゴリーでは、たのちん管理人なむが「自分好みのステキな部屋に住めるまで」の想いと活動を綴っていきます。

この挑戦は現在進行形です。リアルタイム更新していきます。

さて、どうなることやら?
自分でも楽しみです。笑

 

リアルタイム情報公開を行うことにした理由

real time

昭和52年生まれのなむは、まもなく40歳という節目の年齢を迎えます。

予定では、やさしい旦那様とかわいい姉弟、ねこ2匹に囲まれた絵に描いたような超幸せ家族を築いているはずでしたが、現実はなかなか厳しいものです。涙

守らないといけない家族はねこ2匹、自分自身を守るのは自分しかいないのかもしれないという覚悟と不安とあきらめ、自分にとって大事なものは何か、自分らしく暮らしていく、生きていくことを考えたときに、いつまでも人から与えてもらった仕事と与えてもらったハコ(部屋)で過ごす生活を「こなす」だけでいいのか…。

それで何が残るのか、満足できるのだろうか…。

このままでいいの…?

などという(暗い)ことを(うつうつと)考えるようになってきてしまったアラフォー独女。

病んでいたんでしょうか?
きっとそうです。
今もかもしれません。笑

ほんの10年くらい前までは、もっとパッパッと物事を判断できていた気がするんですけどね…。

いい意味で仕事が早い効率的なデキル(振りした)女、悪く言えばドライで排他的なイヤな奴だったでしょう(自分で言いながら悲しくなってきたw)。

歳を経るとともにスパスパッと切り替えがうまくできずに、考え方がじんわりウェッティになってきているのを感じます。笑

良くも悪くも人間は変化するものです。

最初のころはそんないわゆる「ユルイ」自分に戸惑いと焦りも感じましたが、強がって気負いすぎてきた自分に少し疲れてきてしまったのかもしれません。

ちょっと俯瞰して、全然ダメな自分を認識して、そんな自分でも許して共存していこう、と思った時に、すごく楽になったことを覚えています。

自分はそんな大したもんじゃないんだな、と気がついて過度の期待をせず自分を許せるようになると、不思議なことに人にも寛容になるみたいです。

こんな自分が人様に何をいわんや…と思うのでしょうね。

自分の足りないところを補ってくれるのは、自分に足りないものを持ってくれている人だし、人が持っていなくて困っていることをわたしが補えることがあるのなら、埋めてあげればいいんだな。と思うようになりました。

人はひとりでは生きられないのでしょうね。
うさぎもさみしいと死んじゃうと言いますし…(出典:のりぴー)。

今後の人生を独りで生きていくことがリアルに感じられるようになってようやく、人の温かみを欲するようになってきているのかもしれません(恥)

今回のオーダーメイド賃貸住宅を造る挑戦は100%自分のための自分の住まい造りですが、こんなことでも、もし誰かの何かを埋める一助になるのなら公開する意義もあるのではなかろうか。と、思いました。

ですから、慣れないブログまで構築してみています。笑

あ。

これはこれで楽しいからいいんですよ。
新しいこと好きなんで、自分にできることが増えることは自分にとってプラスにしかなりませんから(^^)

さみしんぼなんでレスポンスいただけたら喜びます。
リアルタイム失敗報告になるかもしれませんが、それもまた笑ってみていただければ幸いです。 

 

挑戦の軌跡はこちらから…

 

-オーダーメイド賃貸住宅
-